待ったなし、地球温暖化ストップ
多くの環境問題の中でも、人類が早急に取り組まなければならない課題として挙げられている地球温暖化の防止。2005年に発効した京都議定書では、温室効果ガス削減に向け、2012年までに達成しなければならない各国の排出量削減目標が掲げられています。
日本に求められているのは6パーセントの削減(1990年比)。そこで履行達成に向け、「京都議定書目標達成計画」が策定されています。このなかで対策として、バイオマスタウン構築によるバイオマス利用の推進やバイオエネルギーなどの新エネルギー導入の促進を図ることが盛り込まれています。2002年に閣議決定していた「バイオマス・ニッポン総合戦略」も2006年、新たに策定。2006年9月現在で、全国60カ所でバイオマスタウンが誕生し、そのうちのいくつかが木質ペレットを活用する計画を実施しています。