84%という日本一の森林面積率を誇る高知県。しかし、そのうち65%が人工林で、これは全国2位の割合です。しかも、木材価格の下落や林業従事者の高齢化などにより、多くの人工林で手入れが行き届かず、荒れた状態になってしまっています。
森を健全に保つためには間伐が必要ですが、その先に何も生まれなければ、費用などの面からも作業はなかなか進まないでしょう。
木質ペレットには、間伐材を新しいエネルギーに変え、私たちの生活を支えてくれる無限の可能性がつまっています。
新しい産業が創られることで、山間の村や町に雇用が生まれ、地域の活性化にもつながります。
ほんの少し前まで、私たちは、家の近くの木を伐り、薪をくべ、煮炊きをしていました。
外国から輸入された化石燃料で豊かな暮らしを享受してきた時代から、もう一度、自分たちの土地にあるものを使い、誇りある暮らしをしてみませんか。